インプラント

implant

  • HOME
  • インプラント

歯を失った際の治療の
選択肢の一つとして

インプラント治療とは、チタン製の人工歯根のことです。歯を失った場所の骨に、体になじみやすい材料(生体材料)で作られた歯根を埋め込みんで土台を作り、その上に人工歯を被せる治療です。
残っている歯への負担もほとんどなく、天然歯に近い機能や審美性で、自然な歯と変わらない見た目を作り出します。

歯を失ったときの選択肢

インプラント

現在の歯科治療の中で、欠損歯(歯を失った)の際の治療選択肢は「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」の3つです。
それぞれ、長所・短所はありますが、その中でもインプラント治療は、天然歯のような見た目で、審美性に優れ、天然歯に近い噛み心地を取り戻せる治療法として注目されています。
以下では、それぞれの長所・短所を比較したものを説明していきます。

「部分入れ歯」とインプラントの比較

部分入れ歯

1本~15本の歯が欠損している場合に用いられるのが部分入れ歯です。
部分入れ歯は、入れ歯の土台にレジン製の「床(しょう)」という覆いがついており、入れ歯(義歯)から出ている金属のクラスプ(バネ)を、隣接した健全な歯に引っ掛けて固定する仕組みになっています。部分入れ歯は、いつでも取り外しすることが可能で、費用面でも他の治療と比べて抑えることが可能です。(※部分入れ歯の種類による)

部分入れ歯の短所として挙げられるのが、入れ歯を取り外しするたびに、固定するためにクラスプをかけた周辺の歯のエナメル質がはがれてしまい、虫歯になりやい点です。また、入れたり外したりを繰り返すうちに、周辺の歯がぐらつき、やがて健康であった歯が抜けてしまう恐れがあります。
また、口を開けたときに金属製のクラスプ(バネ)が目立ってしまう事も、短所として挙げられます。

目立たない入れ歯もあります。詳しくは「当院の入れ歯の種類」をご覧ください。

インプラントにすると

・インプラントは顎の骨と結合するため、周囲の歯に影響を与えることはほとんどない
・天然の歯と変わらない感覚・外観・機能が得られ、違和感がない

「総入れ歯」とインプラントの比較

総入れ歯

上顎(じょうがく)の歯の全部、下顎(かがく)の歯の全部、あるいは上下顎両方の歯が全部なくなった場合は、周囲の歯を使って固定することができないため、「総入れ歯」を用います。
総入れ歯の短所は、“噛む力が極端に弱くなる”ことです。健全な歯と比べて、噛む力が落ち込み、固いものを自由に食べることは難しくなります。(※総入れ歯の種類による)
また、安定感を得ることが難しく、上顎を総入れ歯をすると、吐き気を感じてしまう場合や、噛み合わせによっては痛みを感じる方もいます。また、発音がしづらく会話にも支障をきたす場合もあります。

また、入れ歯の圧迫感により、自分の顎の骨がどんどん吸収され、次第に入れ歯が合わなくなり、新しく作り替えをしなければならない場合もあります。

しっかりと固定できるので、食べ物もきちんと噛むことができる入れ歯もあります。詳しくは「当院の入れ歯の種類」をご覧ください。

インプラントにすると

・顎の骨に固定されるため、ぐらつかない
・天然の歯と変わらない感覚で物を噛み、味わうことができる
・天然の歯と変わらない外観・機能が得られ、違和感がない

「ブリッジ」とインプラントの比較

ブリッジ

ブリッジは、欠損した歯の両隣の歯(支台歯)を使って橋をかけるように人工歯を装着し、欠損部分を補う治療方法です。その際、支えとなる両隣の歯(支台歯)を大きく削る必要があり、歯に負担がかかるというデメリットがありました。
健康保険が適用されるため経済的ではありますが、最大の欠点(短所)は、人工歯冠を接着するために、支えになる両隣の健全な歯を削らなければならないという点です。(※ブリッジの種類による)

隣接の歯(支台歯)を削るため、エナメル質という歯の硬い表面削られ、象牙質がむき出しになってしまい、細菌が侵入しやすくなり虫歯になったり、歯周病を発症しやすくなったり、削られた側の歯のダメージは大きなものとなります。
また、支えの歯がいったん虫歯になったりすると、ブリッジを取り外してからでないと治療ができません。

歯の削除量が極めて少ない・体に優しい最新技術のブリッジもあります。詳しくは「ヒューマンブリッジ」をご覧ください。

インプラントにすると

・健康な歯を利用しないため、両隣の自分の歯を保てる
・歯茎に噛む力がかかるので歯茎を健康に保てる

インプラントの長所・短所

  • インプラントの長所

    【天然歯のような噛み心地】

    人工歯根を顎の骨に埋入して固定するため、噛む力が天然歯と変わらず、固い食べ物も天然歯と同じように噛むことが出来ます。

    【外れる心配がない】

    歯槽骨に結合した人工歯根の上に、支台部と人工歯冠が固定されているため、外れる心配はほとんどありません。
    その他の治療と違って「外れるかもしれない」という不安も解消され、ゆとりをもって生活を送ることが出来ます。

    【歯槽骨の吸収を防ぐ】

    顎の骨が減っていくと、最後にはほとんどなくなり顔がくぼんで老けた様相に変わってしまいます。
    インプラントは天然歯と同様に歯槽骨の中にしっかりと埋入されているため、咀嚼する度に咬合力が直接骨から脳に伝わり、歯槽骨が吸収されることがありません。

  • インプラントの短所

    【治療期間が長い】

    一般的にインプラント治療は個人差があるものの、上顎で6ヶ月、下顎で3ヶ月必要と言われています。(例外もあり)

    【治療制限がある】

    糖尿病・腎(じん)不全・肝炎・心臓病・ぜんそく・リウマチ・骨粗鬆症(こつそしょうしょう)・高血圧・妊婦さんなどは、病状の程度や状態によって、手術自体に危険が伴うと判断された場合は、治療ができないことがあります。

    【インプラント周囲炎】

    インプラントは人工歯冠なので、虫歯の恐れはありませんが、周囲の歯肉(歯ぐき)は、天然歯同様に周囲炎を起こす場合があります。
    これは歯周病のような症状で、インプラント周囲の歯肉が赤く腫れ、ポケットから出血・膿がでて、進行すると歯槽骨が吸収されインプラントが脱落す場合があります。
    プラークを残さないように、毎日の口腔ケアが大切です。

    【高額な治療費】

    インプラント治療にかかる費用は、健康保険の対象外となります。
    素材や治療法・オプション手術の有無によって費用が変わってきますが、一部保険が適用される入れ歯やブリッジに比べ、高額になります。
    ただし、インプラント治療は高額治療費として認められているので、医療費控除(一般に治療費が10万円以上200万円まで)を受けられます。